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2010年 03月 11日 木曜日

昨日の議員総会での検討事項について、市長に直接に質疑する大切な総括質疑が本日行われ、午後、我が会派の平野章三議員の質疑に入った。45分しか与えられていないことから…

▲市長に質問する平野議員
大きく

  1. 神戸空港について

  2. 神戸港について

  3. 西市民病院について


の3点に絞った。

特に、神戸空港については…
[平野]3空港の一体運用・一元管理と言ってるが、一体どういったものをさしているのか、明確かつ具体的に示すべき時期である。見解を伺いたい
[市長]神戸空港だけでなく、関西全体の引き上げと、東南アジアとの戦いである。どの国も、国が力を入れている。我が国も国が関与して、3空港を整理して、経営面でも規制緩和するべきである。
[平野]全体のことは大切であるが、神戸空港のことも大切である。今や3空港懇談会で包囲網に合い、神戸空港を批判されているのに、なぜ市長は怒らないのか。3空港懇談会への参加は必要だが、国の戦略会議において、もっと神戸空港が理解されるべきではないか。


といった質疑で、市長はクドクドと「関西経済同友会の中野氏個人の発言である」とか、「関西国際空港の村山元社長と橋下知事が来て、3空港の最適運用が望ましいと語った」というような報告はしたものの、最後まで「怒っている」とは言わなかった。私は、この迫力ある議論を聞いていて、「実に核心をついていて、市長も答弁に困っているなぁ」と思ったのだが、市長が、言いたいことを平野議員が言ってくれていると思った節も、なきにしもあらず。

それに先立つ午前中。民主党の質疑でS議員から”市民マラソン”の提案があった。S議員は2年前にこの件を提案して新聞にも報道されて以来、機会のあるたびに提案を繰り返している。今回の市長の答弁は前向きで

「現在、県と兵庫県警、学識経験者等、関係者で真剣に検討している。例えばコースは、市役所からポートアイランド、または甲子園からポートアイランド等を検討していて、新年度にはコースを決定して発表する」
と答えていた。ひたむきに提案を続けることが実を結ぶ、良い例。

なお、以上は先日同様走り書きであり、誤解を生むことがないよう気を付けてはいるが、要点筆記を基としている覚え程度のことだとご了解いただきたい。今回の我が会派の主張を、微力ながら進めて行きたいと思っている。神戸港と市民病院の二点については後日に譲るが、何事も、継続は力なり。我々も、神戸について色々と言い続けたい。