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2010年 01月 29日 金曜日


▲知恵を絞って下さった
立派なリーダーに頭が下がり、人の優しさと温かい心にも感動した金曜日。阪神御影駅のバリアフリーの工事の事前打ち合わせに、阪神電鉄と阪神建設の方々計6人が午後4時、槇野紘男会長のところに相談に来られた。地元弓場自治会長の谷口治男氏と私も、同席。今まで苦労を重ねてこられた槇野会長と共に… 嬉しい報告をうかがった。

2月の初めから、現在の高架下の店舗のうち、工事に関係する所を解体し、準備に入る。本格的な工事は4月上旬から。線路の移転等の工事が行われる。完成は1年半後の平成23年。3月頃にはエレベーターが動き、すべての完成は7月〜8月頃の予定だそうだ。

嬉しかった。槇野会長も「総会で報告します」と、笑顔。会長はきっと、工事に伴う騒音や振動など、様々な苦情が集まってくることを察して、本当の喜びは1年半後にと心に決めておられるのだろう。まさに、立派なリーダーである。

会長には頭が下がると思いながら、御影市場を通り、駅の改札口に向かった。そこでまた、阪神電鉄関係の方々と会った。彼らは、現場を再点検してくれていた。駅の北側に出たところで、前から問題になっていた澤の井の井戸の小噴水の水が3日も止まっていながら原因が分からない、その現場を見に行った。


▲心ない人がいる一方に、救いも…
水が止まったせいで、噴水の中にたばこの吸い殻やごみが投げ入れられるのではないかと危惧していたのだが、やはり、ごみが投げ入れられていた。思わずごみを取り出して持ち帰ろうとした、その時。後ろから「先生」と声をかけて下さったのは、花屋の御主人。「ごみはこちらで預かるよ」 ─ 人は見ているものだ。

彼もまた、御影市場を愛し、少しでも発展をと願い、努めて下さっている。お言葉に甘え、ごみはお預けした。良い仲間である。