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2010年 01月 27日 水曜日

東灘区の鴨子ヶ原地区は、道路幅が狭い上に、側溝に蓋がない。一時停車の車輌があったりすると、乗用車等がすれ違えず側溝に脱輪するので、かなりの方が、車を破損させた経験がある。その現状を見かねた鴨子ヶ原1丁目の、ある女性の方が… 私の事務所に相談においでになった。


▲状況を説明するKさん
その方とは、ある立派な組織で仲良くさせて頂いたことに始まったご縁なのだが、今回は真剣。聞けば、最近周辺にマンションが増えたので、生活道路が頻繁に使われるようになったようだ。私も現地を見て、もしこの辺りで火災でも発生したら、駐車車輌があるだけで消防車が進入困難になると思ったので、お手伝い申し上げた。

今日はその件についての、約300人の署名を添えた要望書を、東部建設土木事務所長へ提出。朝9時30分、私も同道して強く進言した。東部建設事務所でも現地を見分され、「なるほど、これは大変ですね。なぜこの道は、こんなに車輌が通るのかと思ったぐらいです」と、答えてくれた。


▲実際に現場に立つ
まずは、側溝に蓋をして、道幅を有効に使用することを承認してもらった。予算の関係から、今年度はまず東側の側溝を改良。来年度の予算で残る側を改良するそうで「できるだけ早くやれると思いますが、一時期工事が中断します」とのことだが、これは理解できる。宜しくとお願いして、皆様からお預かりした貴重な署名を添えた要望書が、しっかりと畑所長に手渡された。

余談で、阪急御影駅の山側の車輌の導線の悪さについて、歩行者にとっても危ない状態なのが話題になった。この問題についても、また皆で知恵をしぼって良い町にして行きたいものだと、双方話し合った。

ちょっとした人との出会いが、広く町の暮らしを改善するお手伝いにつながった。人との出会いは本当に大切だと感じた一日だった。