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2010年 01月 24日 日曜日

災害に備えた日頃の訓練の成果発表などで皆さん力の入る年一回の集まり「市民放水大会」が、地域のコミュニティの方々や、婦人会、ボーイスカウト、自治会等、顔見知りの方々がゾクゾクと集まって… 朝11時から住吉川沿線で開かれた。東灘区消防団長の挨拶に続き、副市長の中村三郎氏が、市民の命と安全を守るため。市民の団結を訴えた。神戸市消防局長の小野田敏行氏は、市民のコミュニティ組織や防災システムなどについて、世界中が神戸を手本にし、来るであろう東南海地震に備え、日本中から神戸に学びにきていると、紹介。

議員団を代表して、私は、内容を

  1. 15年前の震災では、市民が無政府状態におかれたこと

  2. 震災に弱い都市を造っていたこと

  3. あの日以来、ものに対する、命に対する価値観が変わったこと



▲市民の方々の団結が嬉しい
に絞り、きっと行政側は耳が痛かったかも知れないが、
「水の出ない消防ホースを持って、泣き崩れる消防士を見た時、我々は消防力の強化することを学んだ。また、人命を助けたのは消防団であり、婦人会やだんじり、コミュニティの力も働いた。これらから、市民力と市民の防災組織の大切さを学んだ。物や命の儚さから、逆に命の大切さと愛を学んだ。家族に対する愛、近隣の人々への愛 ─ 私達は震災で多くのことを学んだ結果、日本一震災に強い町を作り上げている。神は、神戸市民に多くの試練を与えて下さった。あの大震災、そして最近では新型インフルエンザ。これらにより、市民は、仮に新型インフルエンザが強毒性に変化しても、スペイン風邪のように多くの死者を出さない神戸方式を編み出して、全国から高い評価を得ている。神戸市民は雄々しく立ち上がり、団結している。15周年で心新たな市民の団結の日としよう」
と挨拶した。


▲虹が花を添える
放水大会に移ると、参加25団体が一斉に放水した。印象的な澄んだ青空の下、美しい虹がかかって、市民の団結と前進に美しい花を添えてくれた。神よ、神戸市民を守り給え。