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2010年 01月 14日 木曜日

東灘区の年賀名刺交換会は、毎年12日の兵庫区に次いで市内2番目の昨日。矢田立郎市長・中村三郎副市長が出席し、六甲アイランドのプラザホテルで催された。

冒頭、主催者側の岸本貞夫連合自治会長から「今年は区制60周年に当たります。仮に東灘区が芦屋市と合併していたら… 六甲アイランドは無かったかも知れません。そう思うと歴史の不思議を感じます」という話があった。本当にそうかも知れない。実は、7年前までこの会では市会議員の当番幹事が挨拶をしていたが、無くなった。その方が、年始早々政治色でギラギラしないからだろうか、他区も議員の挨拶をなくす方向でいっている。


▲市長の思いが良い方向に行くように
市長からは、東灘区の長年の課題、阪神御影駅・JR摂津本山駅のバリアフリーについて報告された。区制60周年の話では
「東灘区は洋菓子の集結地であり、スイーツの本場である。また、酒どころで銘酒がある。それらを考慮して欲しい」
と話があった。私も同感で拍手したのだけれど、それがなんと私一人だったのには、驚いた。

会場ではプラザホテルの秋山義隆社長自ら、会場で料理や飲み物が切れないよう細かく心配り。従業員も常に入り口で待機して、完璧を目指していた。ホテルがこの会を大切にしているのと、社長のプロフェッショナリティに感心。活性化が弱まりつつある六甲アイランドにあって、嬉しいことだ。食事も美味しかったらしく、元女性市議も現職の女性議員も、大変褒めていた。なぜ「らしい」としたかというと、事務所のスタッフとウーロン茶3杯にお肉一切れ、野菜炒め少々を口に運んだだけで、あとは挨拶・相談・報告が次々に舞い込んできて、味わう暇などなかったからだ。

帰路、藤澤福男まちづくり協議会々長をお送りした後、ラーメン屋に立ち寄り、スタッフと「来年こそは、ワリカン負けしないようにしようなぁ」と話すこと、しきり。

それにしても、埋め立てたまま30年来金網で囲ってある土地が、まだたくさんある六甲アイランド。そんな土地の利用はもちろん、将来を考え、思い描くことの重要性が益々高まっているとの思いは、年始を機にしてますます強くなったのだった。