▲指導者の方にお礼申し上げる
私は、勲章狙いでボランティアをしている人に会うと、口を出してしまいそうになる。が、出すと票が減るので、黙って口を閉じる。本当に社会のために働いて下さっている、仕事・身分・学歴を越えて団結しておられるコーチや監督の皆さんに、市長は感謝状を出して、一度くらい、お礼を言うべきではないだろうか。区役所や市役所を取り巻く人々だけが、市の協力者ではない事を知るべきであると、私はいつも、それを訴えている。
私の知るある青年は、地元でダンプカーの運転手をしながら、少年野球のコーチに就いている。鹿児島から単身で来神。東灘区に住んでもう20年間も、コーチをしている。私の言葉を信じて、市長からの感謝状を待っている。彼はその感謝状を、父母に見せたかったらしい。その彼は「父も他界し、母も先日他界した」と、笑顔で、ポツリと私に言った。彼に変な期待を持たせてしまったのは本当に悪かったと思っているが、それでも、いや、だからこそ、この事は訴え続けていきたい。
▲六甲アイランドチームから悩みを聞く
少年らと指導者は、指をくわえて見ながら、せめて売れるまで使わせて欲しいと願っている。委員会で市長にも申し上げ、その時だけは良い返事をもらったが、いっこうに実現しない。担当者は、あれこれいろんな事を理由にする。それを明らかにすると、何か問題も発生するやも知れぬから、ここでは明らかにしないが、私には理解できない。無駄な歳月と、少年たちの願いと、反対する理由を比べ、良くよく考えて欲しいと思う。六甲アイランドチームが、このハンディーを乗り越えて優勝する事を願いつつ…。