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2009年 12月 24日 木曜日

あれやこれやとお声がけをいただいて多忙を極めた昨日は、ついにブログをかく時間が無かった。

中でも、もう5年目になる地元弓弦羽神社でのヤキイモ大会は、ユニーク。弓弦羽神社の宮司、澤田政泰さんが…

▲皆でイモが焼けるのを待つ
子供たちにヤキイモの美味しさと楽しさを教えようと思い立って、はじられめた。スタッフはすべてボランティア。イモは本場、神戸市中央市場の後藤武司さんが提供。直径2mの穴を境内に堀るのは、兵庫区にある愛奈工業のシャベル。雑用係が神社崇敬会と、顧問の私。


▲神社の説明も、あれこれとお願いも…
子供たちは、水に浸した新聞紙で包んだサツマイモを、さらにアルミホイルで包み、火へ投入して、焼く。約30〜40分で、本当に美味しいやきいもが出来上がる。多くの子供たちが集まるので、半分に切って、順番に渡していく。横入りする子、家にいるお父さん・お母さんにあげるからもっと頂戴という子、何回も並んでビニール袋に4つも5つも入れている子、熱すぎると言って怒る子など、いろいろ。大人にも同じような人がいるから、誰も怒ったりしないようにと、
「今日は並んで下さった方だけにしないと、数が足りません。熱いのを、上手に食べてみてごらん」
と応対した。


▲ありがとうの一言が嬉しい
「おじさん、ありがとう」と言ってくれる子供がいると、救われた気持ちになる。私は30分に一回くらい、
「ここは、御影の町やこの地を守って下さる大切な鎮守様で、1300年以上続いた神社です。ここのシンボルの三本足の八咫烏が、皆の家に幸せを運んでくれる、敬厳豊かな神社です。そしてここはその境内です。この境内は、神様の前ですから、心を新たにして、まず神殿に手を合わせ、拝礼しましょう」
と呼び掛ける。昔は親が子供に教えていたのだが、このままでは神を知らない子供が育っていくようだと思いながら、午後1時から4時30分までヤキイモを続けた。おかげで、体中にイモのにおい・たき火のにおいが染みついて、プンプン臭う。

少々気にしながらも、臭うまま、少年野球のお別れ会に2カ所、そしてライオンズの家族例会へと、5時から続いた所用にも足を運んだ。

ところで、来年 ─ 2010年の1月1日午前0時から、御影の弓弦羽神社では、地元の名酒、菊正宗・白鶴・剣菱の鏡開きが行われる。先着1000名の方に、弓弦羽神社提供の干支の入った朱塗りの升で、その名酒を振る舞う。升はそのままお持ち帰りいただけるが、先着1000名以後は紙コップになるので、是非早めのお越しを。ついでに、私に「ブログ読んでますよ」とでも声を掛けていただけると、嬉しい。元旦に、皆さんと幸せな時を持ちたいと願っている。

それでは、今日は「メリー・クリスマス」。