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2009年 12月 22日 火曜日

重要な報告があった御影まちづくり協議会の阪神御影駅周辺部会が開かれたのは、去る12月17日。一つには、住友商事から御影クラッセと阪神御影駅を結ぶ「オーバーブリッジ」の絵が… 示されたこと。エレベーターと階段でオーバーブリッジに上がり、そのブリッジが阪神御影駅の中二階に直結される案が発表された。あくまで予定とはいえ、工事着工は平成22年5月頃。完成は平成22年11月頃になるという。オーバーブリッジはできるだけ簡素にするが、歩いて、また見て楽しい雰囲気を持ったデザインを考え、協議会に提出されるそうだ。


▲知恵を出された阪神職員の方々
もう一つは、阪神電鉄から6人もの方が来られた。
「皆さんから頂いたバリアフリーへの署名を重く受け止め、また御影市場の御協力もほぼ頂く事ができました。バリアフリーの絵は国土交通省他、いろいろな関係諸庁との間で解決せねばならない事もあり、皆様にお見せできないので残念ですが、口頭で御報告いたします」
と口火を切られ、続いて
「先のオーバーブリッジで、北側から駅の横腹をぶち抜いて中二階に入ってくる。その中二階から二手に分かれて、上り・下りのそれぞれのプラットホームにエレベーターで昇降する事になります。従って、プラットホームの横幅を拡大せねばならず、レールを移動する、かなり大掛かりな工事になります。」
「また、現在1階で行っている改札業務、切符の販売機、駅長室及び職員の部屋も縮小して中二階に移転させ(るので)、一階(に)はかなり広いスペースができます。できればの話ですが、駅構内に一人乗りのエスカレーターが付けれないか考えています。これらの工事の準備は来年早々に始め、平成22年度の終わりを目標に工事を完了させていきたい」
というように案が報告されると、拍手が起こった。

私は
「よくやって下さった、心から御礼申し上げます。そこで、せっかく広くなる1階スペースを、どこにでもあるコンビニや本の販売ではなく、例えば酒どころであるからお酒の販売、しかもここでしか手に入らないお酒を販売するとか、日本でここにしかないコンコースを作って欲しい」
とお願いし、阪神電鉄の方から「持ち帰って検討します」との答えを頂戴した。


▲会の冒頭、槇野会長のご挨拶
その後、引き続いて忘年会に。思えば槇野会長になってから、本当に良い雰囲気になった。皆がやる気を持つようになった。かつてはある人の演説会のようなもので、意見が出しにくい雰囲気だったし、決まった以外のことが動き出すなどするものだから、出席者が少なくなりつつあった。それが、定期交代で会長が変わると、こんなにも活性化するのである。

この夜の部は、区役所も東部建設事務所も割り勘。もちろん私も、割り勘。ちょっと気の毒…でも、楽しんで、これから御影を盛り上げていく決意を新たにした。陰で支えて下さっている大澤副会長、酒井書記、三好さんたちを筆頭に、ここにも多くの善意が集まっている。