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2009年 12月 08日 火曜日

偽装ラブホテルになるのではとの噂が流れ、地元が騒然となっている場所がある。深江南町1丁目にある株式会社カミックス(ヨット等の造船・係留業者)西芦屋支店跡地が、それ。私から、みなと総局を通じカミックス本社に連絡してもらい、昨7日午後1時30分から、深江南町にある老人いこいの家で話し合いをもった。

集まられたのは深江南町1丁目〜4丁目と、マンション「アーバンライフ」の自治会の方々。まず…

▲経緯について話し合った
最大の目的は、噂の真偽の確認。株式会社カミックスの株主である上組の責任者の方も同席の場で
「今回の計画は絶対にホテル関係ではない」
との言質を頂戴した。簡単な計画案もお示し下さったが、それによれば、南側の防波堤の所はそのままプレジャーボートの係留場として使用する。北側の造船等に使用していた土地や事務所棟跡地には、主に北側に約120室程度の独身寮を、南側には約100戸程度の社宅・賃貸マンションを建築する予定だそうだ。ついては、主に北側に独身寮約120室程度、南側に社宅・賃貸マンション約100戸程度と説明があった。

各自治会長からは、それぞれの立場からの意見が述べられたが、あくまで「説明を聞く会」。まだ各自治会長の意見が集約されている訳でもない。事業者側も
「今日の時点ではあくまで案であり、細部まで決まってはいません」
というのだが、それでも、一部10階建てになる所もあって、眺望の面で少し気にかかった。


▲「よく話し合って」とお願い
私からは、

  1. この辺りは立派な住宅地であり、歴史ある深江文化村と隣接しているので、設計にあたってがその点を十分にご配慮下さるように

  2. 工事にあたっては、必ず工事協定、或いは建築協定を住民との間に締結する事

  3. 説明会は、一部の人だけを対象とするのではなく、広く、アーバンライフなど含め、できるだけ多くの人々を対象とするように


の3点を、特にお願いして、「何より大切なのは、よく話し合う事です」と締めくくった。

説明会は来年の2月頃に実施とのこと。着工は5月頃を予定しており、1年半くらいかけて建設する予定だそうだ。施主より「ホテル関係」ではないと明言があったのは嬉しいし、これで物騒な噂も消えるだろうと思う。上組をはじめ、自治会関係者、ご出席下さった方々に、お礼申し上げたい。