Skip to main content.

2009年 12月 02日 水曜日

本会議で我が会派の守屋隆司議員が質問に立つと昨日予告編よろしく記した、その内容をご紹介。

以下、我が会派の… 兵庫区選出 守屋隆司議員の質疑内容と、市長の答弁である。

  1. 平成22年度予算編成について

  2. 市政運営について、民間人材の登用について
    市長は「民間人の能力を使って、組織を活性化し、職員の能力アップを図っていく」そうである。

  3. 行財政改革について
    「時代の変化に合わせて、5ヶ年計画を立て、連続に行う」と切り出した市長は、「平成27年までにさらに10%の人員を削減する等、具体的に示していく。マニフェストに挙げたものは、実行すると」と、かなり力の入った答弁だった。

  4. 神戸空港について
    「三空港の一体化・関空のハブ空港化に向けて、関西のために後の二空港は協力することが大切」と言う市長は、懇談会の席上

    1. アジアが発展していく中でハブ化が必要

    2. 三空港の一元管理化

    3. 神戸空港の便数の増加と神戸空港の運用の時間を拡大する


    と発言してきたそうである。

  5. 医療産業都市構想とスーパーコンピューターについて
    市長は「11月27日に国へ陳情要望を行った。甲南大学・神戸大学も進出を決定している。医療産業都市作りの大切な装置である。単なるコンピューターではなく、多くの過程がある」と答弁した。



さすが政策通の守屋議員
さらに、財政について市長は
「国の予算が遅れているが、来年1月末をメドに、市の予算を組んでいきたい。いずれにしても、厳しい予算編成になるが、市民生活に悪影響が出ないようにしていきたい」
と答弁した。

これらの件について再質問に立った守屋議員は、子供手当等の具体的な内容について、しっかりと突いていった。民間人登用は、民間と公は考え方が違うところがあるので良い事だとしながらも、「民間人の登用をなぜ、選挙前に表明しなかったのか」と質した。さらに、行財政改革について「ぞうきんをしぼっても水もでない程頑張ったと聞いていたが、まだまだ聖域が残っているではないか」とも質していた。

空港についても、
「神戸市は目立った発言をせず、着々と成果を上げてきた。しかし、ここに来て、一元化に当たって市長が発言する場も出てきている。海上アクセスを、神戸市が本当に苦労して維持している事を主張して欲しい」
等と質すなど、さすが政調会長だけに、見事に問題点を突いていた。限りがあって詳しくは書けないのが残念だが、実に聞き応えのある90分だった。