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2009年 11月 28日 土曜日

26日の総務財政委員会は、市民参画推進局・企画調整局・危機管理室・行財政局等の審議。主に、県への要望事項だったが、その中で私が発言したのは、危機管理室に対し、新型インフルエンザ対策で県の要望の中にあった「新型インフルエンザに関する正しい知識の普及」について。こんな当たり前のことを県に要望するかぁ?

それでなくとも… この危機管理室には、もう少し自分達の役割分担を自覚して欲しいと感じる事が良くある。管理官の発言にも時折問題発言があって、ドキッとする。


▲各局の報告を受ける
この日も「新型インフルエンザが強毒性に変わったらどうしようもない」という。このような、思わず「安心・安全を守るのが危機管理室のお仕事でしょう」と言い返し“たくなるような”ことを …… 言い返してしまった。つまりは、そう言わしめる有様なのである。

企画調整局に関しては、以前にも指摘した、新しくできる新市民病院のポートライナーの最寄駅が先端医療センター駅であり、そこから約300mも動く歩道で移動しなくてはならない件で、
「先端医療センターに行く人々が一年間でわずか13,000人くらい。対する、市民病院の利用者は年間約100万人以上。だのに、なぜ市民にそんなに負担をかけるのか。何か対策はないのか」
と質疑した。
「大変問題になっている事なので、何か手だてないかと思っている。何か考えてみたい」
という答弁を得たので、対策を聞かせてくれるものと、期待している。

次に、市民参画推進局に対し、他の議員から「指定管理者の指定の件についてもっと選考過程を明確にするよう」質疑が出された。行財政局においては、先日書いた「我々市会議員の期末手当を下げる条例」が、25日の本会議で可決された。その後、神戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部も改正した。


▲選挙管理委員会に食い下がった
さらに私は、選挙管理委員会に対し、
「先月25日に開票された神戸市長選挙に対し、高山晃一議員から『票の集計作業に不正があった』との異議申し立てをされた件で、新聞が報じていたが、その内容と今後の審議の行程について、また本当に不正があったのか」
を質した。これに対し当局は、
「不正があったか無かったかについては、委員会の決める事で、我々事務方としてはありのままを報告して判断を待つ事になります。委員会は、来月4日までとなっていますので、近々開きたいと思っています」
との事。
「この異議申し立てについて、何か反省点や気がついたこと等はないか」
との質問には
「西区の選挙管理委員会がやっているので、しっかりやって下さっていると思っています。票の集計方法などについて違法性はないと思っていますが、その決定は委員会の判断を仰ぎたいと思っています」
との答弁であった。

民主主義を支える選挙は大切で、公平な判断をして頂きたいものだ。今後、紛らわしい票の集計方法を採らず、この時代であるから、誰から見ても分かりやすい集計方法を考えないと、候補者にとってもつらいものになると思う。紛らわしい事を避けるのに、そんなに難しい事はないだろう。異議申し立てを受けた事をプラスに受け取って、やって欲しいと思う。