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2009年 11月 18日 水曜日


▲完成予想図を見ながら
神戸市民病院の新モデルルームと設備を、会派で視察。新市民病院は平成23年春の完成予定で、平成21年末現在、耐震工事を含めてた地下の基礎部分が完成。いよいよ、1階からの建設に取りかかろうというところである。今回視察したモデルルームは、来月5日6日に一般公開の予定。工事は清水建設が請け負っているが、今年3月15日着工だから、ずいぶん進捗の早い工事である。

この新市民病院、今まで議会で問題になっていただけに… 私は感無量であった。が、ポートアイランドの先端医療駅からずいぶんと離れていて、駅を下車してからムービングウォーク(動く歩道)で市民が病院まで向かうことになると気付いた。これは、市民の負担が大きい。

先端医療センターへ行く人と、病院に行く人々の数には大きな差があって、私は、病院に行く人9に対し、先端医療センターに行く人1ぐらいの開きがあるだろうと思う。

これを指摘したところ「わずか300mです」という答えが市の保健福祉局の担当者から返ってきたので「その300mはわずかなんかじゃない。患者さんにとっては1kmに感じてしまう。何か工夫をするべき。駅を移転したら良いと思うほどだ」と意見した。他の議員からも同感の声が出て「駅名も市民病院前に変える方が良いのではないか」と意見を添えてくれた。今後の推移を見守っていきたい。


▲北側からの完成予想図
病院内施設は、建物が十字型に二棟繋がったようなフロアプランで、”すべての病棟に日の光を”との配慮かもしれないが、動線が長く複雑にならないか、少し気にかかった。専門家の設計士がやっておられることだから黙ったものの…「設計オタクにならないようご配慮頂き…」(これも黙った)。


▲手術室内の見学
院内感染を防止するように、細かな気配りをしてある様で良かったと思う。手術室も緊急専用を用意してあり、かなりの負託に答えられるようになっている。

総じて、色々な経験から学んだ事の蓄積を活かしてくれている様で、多いに評価したいと思っている。これから神戸の医療産業都市の中核となり、市民の安全と安心と健康を守るセンターとして活躍が期待される。但し、私自身はできるだけお世話にならないよう、十分に健康に気を付けねばと、自戒。