合法的なので仕方がないとはいえ、ラブホテルが簡単に建ってしまう。これは絶対に反対なのだが、しかしながらこのお二人は、以前から魚崎のラブホテル以外に、神戸市全体の事を考え、魚崎だけでなく、これからの子供達と地域の環境に鑑みて、神戸市の行政が手遅れになっていく事を恐れておられる。これに対して市は、県の旅館法の関係もあって、法的整備がなされないうちに条例化は困難として来た経緯がある。
▲将来を真剣に憂うお二人と
このお二人、魚崎のラブホテル反対運動ではデモ行進までして、はっきりとその意志を示されたのはご立派だった。が、さらに、某代議士と共に、国に対してラブホテルの規制を求める活動に乗り出しておられる。兵庫県警もかなりの関心を持って、こうした活動にプラスの方向で動いている。だが、いつも私が言っているように「合法的なら何をしても良い」という考えは、正しい民主主義ではないものの、役人の立場からすれば、合法的である以上許可せざるを得ない事も、また理解する必要がある。
この問題については、これまで散々繰り返されてきたこと。我々議員も、これから先、すり抜けられない要項や法律を作るべく、もっと学んでいかなくては ── と、法を作る責任とはつくづく重大なのだと実感したのであった。