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2009年 10月 20日 火曜日


▲自民党神戸市議団で諸団体にご挨拶廻り
若い村野誠一議員 (須磨区選出) と供に、今回の市長選挙における自由民主党神戸市議団の立場を説明し、引き続き御指導賜るよう、今日、諸団体を廻ってご挨拶申し上げた。いずれの団体でも喜んで頂けた。中には「話を聞きたかった」とお迎え下さる団体もあり、私も感動した。 とある団体で、私たちが「貴団体の要望をお聞きしたり、お手伝いを今後もさせて頂きます」と口上を述べると、
「それが…我々の団体は、かつて与党三会派に要望を出していたのですが、当局から『議員さんにわざわざ言わなくても、当局に直接言って下されば、できる事はやりますよ』と言われました」
とおっしゃる。それで、その団体は議会への要望活動を中止されたそうだ。

その団体に迷惑がかかってはならないし、その事を問題にしようと思っているわけでもない。だが、これはいけない事だ。

三権分立の議会制民主主義で、議員の口を封じたり、議員への情報を出さないようにする事は、議会活動の妨げになる。当局にしてみれば、各会派から同じような要望や議論が出て来ると煩わしいのだろうし、対応も大変なのだろう。それは分かるが、それに費やす時間と煩わしさこそが、民主主義である。

例え、権力と予算を持つ役人が、団体に対し、親切心や本心でその団体の事を思って言った事だとしても、言って欲しくなかった。しかし、これももうだいぶん前の話のようだ。今は、そんな事はないという。団体の方には、「引き続き要望されたらよろしいのですし、私たちも勉強したいのです」と、丁寧にお話しし、御理解を賜ったのだった。