▲当局を交え話し合い
そこで、市が長椅子を置いてくれたのだが、伊藤さんによると「まだまだ不十分」。バスを待つ方々の立場から言えば、椅子も大切だが、それよりも屋根が欲しい ─ そこで、市にできない理由を聞けば「全くお金がない」という。
▲これが、問題の屋根
それを聞いた伊藤さんが「市民から募金をして屋根を作ろう」と提案されたのが、本日の懇談に至った経緯。
市と我々が対立するのではなく、どうすれば屋根ができて、市民を雨風から守れるかを話し合った。結果、交通局が来年度の予算編成に合わせて、市長に対して予算要望の一つに計上し、抜本的に改善するよう「考えてみよう」という事になった。市民としては、しばらくは応援しつつ傍観である。
▲乗車を待つ人僅か数人分でしかない
話し合いの後、平野団長と市長選挙についての色々な打ち合わせも終え、このブログ用にバス停の写真を撮ろうとJR六甲道に行ったら、朝お会いしていた伊藤さんに、またバッタリ。
「よほどご縁がありますね」と、そこからいろいろお話しをして、この方が世間の広い、正義感溢れる方と分かった。
人生の余力を社会の為、人の為に尽くそうとしておられる。万年青年のような心を持って燃え尽きようとしておられる、素敵な高齢者だ。こうした方々が、戦後の日本を築いて下さったのだ。「みんなでバス停の屋根を作りましょう」と、出た言葉に力が入った。
▲「本山の件が分からん」とのご忠告に反省
「“JR摂津本山駅のバリアフリー”の問題について進行状況が分からない。市政報告に阪神御影駅だけが載っていたが、 JR摂津本山の件は載っていない」と、おいでになったある方から温かいご忠告を頂戴した。
まぎれもなく私は、JR摂津本山駅のバリアフリーの問題では先頭に立って取り組んでいる。情報は、いつも発信しておかなければ…と、自戒。それにしても、妙に交通に縁ある一日だった。