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2009年 10月 14日 水曜日


▲少なかった出席人数
自民党の総会に代わる総務会が開かれたのは、10月11日の午後2時。私は、県連副会長として出席。総務会長は、我が自由民主党神戸市議団団長の平野昌司議員。代議員240名に対し、出席者がわずか54名。委任状をもっての総会成立となった。

▲副会長として議事を見守る

県連会長代行の末松信介参議院議員から党勢報告があり、「先の総選挙で自民党が16年ぶりに下野。兵庫県下で生き残った代議士が2人で、2勝8敗の大敗北」「調査によると、自民党支持者の54%しか投票せず、36%が民主党へ投票していた」そうで、「まさに胸が痛む」と表現。加えて神戸市長選挙にも触れ、矢田立郎候補が自民党支持で今まで当選していながら、民主党単独推薦になった変哲を激しく批判した。

その後も議事は進み、末松信介参議院議員を県連会長に選任。同時に後藤県連幹事長から先の市長選挙に触れて、同じく矢田候補の変哲を批判した後に、自民党から候補者を立てる事は中央の対立を地方にまで及ぼし混乱をまねく事から、自民党関係者に「各自よく判断して、投票するように」と要望する声明文が出された。

議題を一通りこなした後、ある党員が「神戸市会議員に答弁を求める」として、「今回の経過だと、仮に矢田市長になった時どう対応するのか」と質問があった。ひな壇の市会議員は平野昌司団長と私だけ。平野昌司団長は議長なので、私が立って…

「まず、我々神戸市会は30年来、自公民で市長をたて、政策を作ってきた。神戸空港・医療産業都市・その他多くを、お互いの信頼関係を持って築いてきただけに、今回は無念である。同時に、民主党の小沢一郎の非人道的なやり方に、怒りを感じる。しかし、その民主党も長く野にあり、支え続けたのは労働組織であった。今、こうなった自民党を支えているのは、農村なのか・□□□なのか・□□□なのか…。それらの組織は揺らいでいる。そんな時、自民党を支えていくのは、地方議員である。その為には、我々地方議員が与党であり続ける事。そして、県連会長が言った通り、地域活動を続ける、その為にも与党でなくてはならない。
今、質問して下さった方のおっしゃる通り、我々は泥魚である。どんなに苦しくても歯を食いしばって、春になって清水が来るまで生き延びなくてはならない。次の矢田市長になった時、我々は今まで通りきっちりと政策を進めていく。今までとは変わらないが、言うべき事は言い、厳しく対処して、市民の要望に応える覚悟であります。民主単独で政策は進められない。自公と相談をしていく事に変わりはない」
と答弁した。その後、質問は続かなかった。

帰りに平野団長から「ご苦労さん」とねぎらいの言葉があった。団長こそ、自民党を守るため私の5倍6倍の苦労をしてくださっておられるのに…と、本当に頭が下がる。帰り道、JR元町駅である県会議員と話した。県議曰く「今日の総務会は哀れだったなぁ! 本当に出席者も少なく、活気も無く…神戸市は大変だね」。私は「本当ですよ。知事の時は総選挙前でしたしね。堺市の件もあったしね。何より、県のように自民党が過半数ないんですよ!」と答えた。「そういえば、そうですね」と県議が言って、別れた。本当に、分かって欲しいものである。