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2009年 10月 12日 月曜日

昨10日、鹿児島県人会の方々が、御影を清掃がてら歴史探訪。私の後援会々長の会社「甲南漬」にも立ち寄って、ご見学下さった。

私も初めて工程のビデオを拝見して、なぜ…

▲皆さんとご一緒に工程ビデオを観る
甲南漬がおいしいかが分かった。長年にわたり蓄積されたノウハウが込められているのである。

お越しになった中に、私の好きな西郷隆盛研究家の奥 徹氏がおられた。神戸製鋼の不動産の社長をなさった立派な方で、HAT神戸を作り上げるのに神戸市と協議を重ね、優れた町作りをして下さった。同氏は神戸製鋼を引退された後、鹿児島県の、とある都市の市長選挙に出て欲しいという地元の声を押し切って、自分が作ったHAT神戸に住み、その成り行きを見守っておられる。これも、西郷隆盛の教えによるところらしい。

同氏からは、今回の市長選挙で自民党市議団が取った処置について、お褒めいただいた。
「どんなに非難されても歯を食いしばって、矢田市長を勝利させるため身を沈める。西郷先生も幾度我慢したか。日本人は“阿吽の呼吸”“腹と腹の付き合い”をする事が美徳である。頑張りなさい」
と仰られた。私が「この選択しかなかった」と、ひとこと言うと、「分かってるよ…」。

最後に、「鹿児島県人会の皆さん、御影をきれいにして下さって、ありがとうございました」とご挨拶申し上げると、自然に深々と頭が下がったのだった。

ところで、先日来懸案の震災後全壊してそのままの、青木の屋敷の問題。台風18号直後の私の通報で、市の建築安全対策課の方が直接お会いしようと出向いたが、お留守。名刺をおいて帰ったものの、その後何の連絡もないという。このような問題では、皆さんに「個人のプライバシーに入り込んだりしないように」「要求などがございましたら、市や区役所を通じて行う」ようにお願いしたく、私もそうしている。

先日も書いたように、近隣住民のお一人は「台風の時にいろいろな物が飛んで来て、恐かった」と訴えられた。近隣の方々の苦しみは、本当に良く分かる。持ち主が要求を御理解下さるよう、粘り強く頑張ろう。