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2009年 10月 05日 月曜日

長らく育成会長を仰せつかっている日本ボーイスカウト神戸第47団の、年次総会が行われた。ボーイスカウトとはご存じのように… 創始者の英国の退役軍人ロバート・ベーデン・パウエル卿が青少年教育について研究し、その結果を1907年8月にイギリスのブラウンシー島ので20人の少年たちを対象とした小さなキャンプで実践したことに端を発する。英国本部設立は翌1908年。健全な青少年育成を目指した社会教育運動で、「実社会で先駆的な立場に立てるように、身体を実際に動かし、形に囚われない戸外活動を通じて心身ともに健全な青少年の育成と教育を目的」とした青少年運動である。

今では、世界216の国と地域で2800万人ものスカウトが活動している。日本に伝わったのは1908年。歴史のある、素晴らしい青少年社会教育活動である。神戸では須磨浦公園に、1923年(大正12年)12月に日本初のウルフ・カブ須磨向上会ウルフ・カブが発足したことを記念した記念碑があるなど、縁も深い。


▲スカウトサイン
      (三指礼─ちかいの3項目)で敬礼
この47団もあと2年で45周年になるが、40年もの長きにわたってお世話下さっている方がおられる。本当にご立派で、いぶし銀の輝きである。

事務所のボランティアのお一人、A婦人は子供の頃、山や川や海の自然に連れて行かれ、木登りをしたり、虫や魚と遊んだそうだ。そんな彼女は意思が強く、明るく、誰からも愛されておられ、豊かな“感性”を持っておられると常々感じている。ボーイスカウト活動も、そんな彼女の子供の頃の話にも通じて、自然の中での活動であることに、大きな価値があると思う。

きっと自然は成長過程の人間に、大切な、様々なことを教えてくれるのだろう。私は今、ボーイスカウト議員懇談会の立ち上げを地区団委員長の新戸君と計画し、頑張って良かったと思っている。

今日も一日、スカウトの一員として、名誉を大切にして活動しよう。