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2009年 09月 25日 金曜日


▲交通局へバス待合所について陳情
統括質疑を控えた午前9時30分。灘区選出の民主党田路裕規議員と、御影山手の伊藤さんのあっせんで、市交通局に署名を添えての陳情で、慌ただしく一日がスタートした。

「御影山手を巡る32系統のバスはJR六甲道駅から出発しているが、その待合場所の屋根が短いため、日差しがきつい日や雨風のある時、市民の皆様が大変難儀しているので、屋根を延伸するか、簡易テントで対応して欲しい」という内容。当局は、予算がない事を理由に「現状では無理」だという。

そう言われて「はいそうですか」とは帰れない。重ねて「予算をひねり出せないか」や、上記の「簡易テントではできないか」を要望した。

午前10時。市長・副市長に直接質問する“総括質疑”が始まった。トップバッターは、須磨区選出の民主党崎元祐治議員。さわやかなスポーツマンらしく、元気一杯で質問。そのうち
「インフルエンザのまん延期で、現状で対応できない場合はどうするのか」
との質問に、市長は
「民間病院の駐車場にプレハブを5ヶ所位建てて、対応する」
と答えた。これは、かつて神戸市医師会長の川島龍一氏が、各区に3ヶ所くらい熱センターを作って対応するよう提案されていたのを受けての、初めての具体的な答弁であった。しかし、崎元議員には、彼の提案のハーフマラソンを重ねて聞いて欲しかった。


▲地元を愛する気持ちいっぱいの質疑
我が会派からは、村野誠一議員が頑張ってくれた。村野議員は
「行財政改善についてもっとスピード感を持って取り組むべきである」
と強調。
神戸空港についても
「国際ビジネスジェットの受け入れ促進を図るべきである」
など、力説した。

興味深いのは、歩きたばこ禁止条例について。
「市内全域で路上喫煙しないようもっとPR すべきであると同時に、“神戸禁煙宣言”するべし。特に、須磨海岸にタバコのポイ捨てが多いので、須磨海岸を重点地区にするべき」
と主張した。これには市長も
「前向きに考える」
と答えた。須磨海岸を大切にしたいと願う彼が、いかに地元を愛しているか、良く分かる。彼らしい、ユニークで分かりやすい論議を聞かせてもらった。

次いで、共産党から市長のパーティー券を西松建設が購入していた件について質問。これについては、本会議を通じ、一貫して市長に質問しているが、市長は
「今回初めて購入していた事は知らなかった。返還する気持はあるが、返還する方法が難しい」
との答弁にとどまった。