Skip to main content.

2009年 09月 18日 金曜日

議会での審議が一日休憩となり、久しぶりに自分の事務所で陳情を承った。いろいろな陳情やお便りを頂く中で、気になったものがあった。他ならぬ、新型インフルエンザについてである。

▲いろいろな陳情を承る
東灘区のある主婦の方が「ある中学校で36人もの病欠がある。うちインフルエンザが6人で、他はインフルエンザではないらしい」と前置きし「残りの病欠の原因が分からないのが不安です」と、心配しておられたのだ。

確かに、1学年200人ほどの中で36人の病欠は多い。まして、明日は体育祭だという。私も不安で、確率は非常に低いとはいえ、インフルエンザウィルスが変形して通常の検査に反応しないのか、或いは全く違う病気なのかと、心配していたところだ。その主婦の方もご立派で、決して大騒ぎしたり、体育祭が中止になることなども願っているわけではなく、真にウィルスの事を心配されていた。現に、今日も横浜で12歳の少年が亡くなっている。

早速、大げさにしないで、しかし十分にご注意下さるよう、関係各位にご連絡申し上げた。と、ある関係者は
「たぶん大丈夫と思いますが…。36人中30人の病欠の理由が分かりませんが……多分ですよ、たぶん、簡易検査ですから、時期によっては出ない事もあるようですので、もしかすると新型インフルエンザかも知れないとは思いますので、注意をいたします」
と仰った。私もそうだと思った。

市民は本当におびえているのだと分かる。それは、自治会から新型インフルエンザに対する講師を派遣して欲しいという陳情があることからも伺える。つまり、マスコミの報道でおびえる市民に、当局は「手を洗え、うがいをしなさい」としか情報を出していない。これでは、市民は安心できない。いつ予防接種が行われるのかなど、もっと中身の濃い情報を出さないと、パニックも懸念されるように感じる。

さて、ところで、一日事務所にいると聞いて、ボランティアの方がおいしい鯛の煮付けを差し入れて下さり、事務所のスタッフで御馳走になった。大変おいしかったので「なぜこんなにおいしいの」と私が聞くと「鯛が新しいのと、“高嶋”のみりんだから」と仰る。すると、もう一人のボランティアの方が頷きながら「おいしいよ。“高嶋”は高いけど、その値打ちはある」と。そんな主婦の会話を聞いてうれしくなった。実は、“高嶋”とは、我が後援会長の高嶋酒類食品株式会社なのである。