主催は、神戸市と神戸商工会議所。神戸市の最近の動きなどを報告し、事業や予定をお知らせするパネルの展示があり、ケーキやパン等も展示されていた。十年前にも議長として参加したが、その時はささやかながら、軽食が用意されていた。今回は、コーヒーなどのソフトドリンクだけだったが、コロナ禍の第八波が危ぶまれる現状に鑑み、それで良いと思った。
久元市長は、色々と夢のあることが報告された。中でも、2024年のパラ陸上選手権大会を盛り上げようというお願いには、力がこもっていた。
先月就任された川崎博也 神戸商工会議所会頭からも、五分ほどだが、手元資料を使って詳しく、神戸市の現状が報告された。私はその後の三番目でスピーチに立ち、
「神戸空港が国際化に向けスタートを切りました。皆様のお陰ですが、このチャンスを大いに活かしていきたいと考えています。と提案し、最後に
神戸はこの5~6年で、劇的にいい方向に変化します。三宮都市再整備、医療産業、六甲山、須磨水族園、王子動物園…とりわけ、世界に向けてのウォーターフロント第二期計画が控えています。
また、2024年のパラ陸上国際大会は、市長や商工会議所会頭や、本日この場にお越しの増田明美パラ陸上会長の三者で、何か仕掛けをされて、その日まで盛り上げていかれてはどうだろうと思います。市民も同調するように、毎日鶴の折り紙を折り続けるとか…」
「灘の生一本を江戸で広めてほしい」と訴えた。
続いてスピーチされたのは、パラ陸上の増田明美会長。
「安井議長が、シアトルからお手紙をくださいました。『神戸市民は、パラ陸上を成功させます。みんな、阪神淡路大震災以来、親切で優しい市民になっていますから、世界から来られる方々は、喜ばれると思います』とのことでした」と、お便りした事を披露されてしまった。
私は、増田会長はパラ陸上会長としてピッタリだし、かなり手腕の優れた方と見込んで、頼りにしている事をお伝えしたくて手紙を差し上げたのだが、びっくりするやら嬉しいやらだった。
麻布十番 豆源の「おかき」という手土産まで頂戴し、最後にツーショットで、パラ陸のロゴの入った額の中で記念写真に収まった。次に神戸にお越しになった時には、食事でもご一緒しようと約束を交わした。その日が来るのを、とても楽しみにしている。