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2022年 09月 30日 金曜日

私は、安倍元総理のことが好きだった。まさかあのような暴力によって亡くなられてしまうとは… 思いもよらぬことだった。

9月27日、開式の二時間前に、国技館へバス(地方公共団体4号車)で送って頂いて、安倍晋三元総理の国葬に参列した。このバスの同乗者には、我が神戸の久元市長をはじめ、京都の門川大作市長、大阪の松井一郎市長、名古屋の河村たかし市長、仙台の郡和子市長等、政令指定都市の首長たちに加え、私と親しい京都市会の田中明秀議長、千葉市議会の川村博章議長もご一緒で、久しぶりの情報交換の場にもなった。

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会場への所持品は持ち込み制限され、財布とスマホのみで、それも式が始まれば撮影禁止。ペットボトルの水が、1本ずつ配られた。

式が始まり、我々4号車の皆の献花が終わるまで、およそ四時間半。心安らかに安倍総裁を見送らせて頂いた。皆さん、もう二度と国葬への参列は無いとの思いだったのではないだろうか。菅義偉前首相の弔辞に高い評価が寄せられているようだが、あの感激は、彼が横浜の市会議員であった経験があったからだと思った。一般の方々が、献花のために国技館のまわりを取り囲んでおられるのがバスから見えて、有難かった。

過去にあった、色々な安倍総理との出会いの場を、思い出さずにはいられなかった。昭恵夫人が参列者のお一人お一人に、丁寧に挨拶をされておられる姿も目にした。なにかと批判の多い時期のあった夫人だが、最後のお別れの場を立派に、毅然として勤めておられ、少し心が慰められた。

さようなら、安倍晋三元総理。ありがとうございました。
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