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2022年 07月 12日 火曜日

今日は午後一時から葬儀が行われ、その後、棺を乗せた車両が首相官邸や国会周辺を巡り、最後のお別れとなる予定なのは…
言うまでもない、安倍晋三元総理大臣。私はその銃撃の報を、兵庫県の北、豊岡市で行なわれた兵庫県議長会理事会に向かう車中で知った。7月8日の、昼過ぎだった。

心配しながら豊岡市の議長室に行くと、西宮市・小野市・南あわじ市の議長が、テレビの前に集って状況を見守っていた。私の携帯には、二人の神戸市議から「民主主義の原点である言論の自由を、暴力で阻害するテロ行為に対する非難決議をするべきだ」とメールが届き、また同じ東灘区選出の上畠議員から「市役所の旗を半旗にすべき」と電話でご意見を頂いた。

とりあえず理事会では、次の7月20日に行われる南あわじ市の大会で、テロへの非難決議を行うと決定して散会した。やがて、夕方には、訃報が全国民 … いや、全世界に知らされた。

前日神戸で行なわれた末松候補の応援で、安倍晋三元総理が、「私は若い頃、この三宮でよく遊んだものです」と逸話を交えて演説されていたのが、思い出された。力強い声が、人々の心をつかんでいた。

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訃報以来、ずっと心が暗くなっていたが、12日の今朝、ベランダで冬を越し、新芽を出してくれたあのハイビスカスが、力いっぱい大きな花を咲かせてくれた。色は、ピンク。嬉しかった。昨晩は激しい雷雨だったが、ベランダだったのが却って良かったのかもしれない。今も、どんより曇った空に向かって誇らしげに咲いている。こんな時だけに、心が慰められ、ありがたい。

末筆ながら、私の好きな政治家だった安倍晋三元総理のご冥福を、衷心よりお祈り申し上げる。どうぞ、安らかに。