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2022年 03月 29日 火曜日

彼はきっと、自信を持って、長く市長を務めることになると、そう思ったのは… 西宮市長選挙の行方が心配で、石井としろう候補の事務所に赴いていた、3月27日、日曜日のこと。

石井候補と私は、だんじりや灘の酒の事などで良く気が合い、仲良くしていた。彼は気さくで、スピーチも気が利いていて、面白かった。

だんじりでは、「私はだんじりの『だ』も分かりませんので、勉強します」と正直だったし、灘の酒では、「日本国内だけではなく、世界に売ろう」とスピーチして、久元市長を出し抜いたこともあった。

そして、今日、27日。事実上、維新との一騎打ちだった市長選だ。私は、どうしてもここで維新を止めておきたかった。だから、ウクライナではないが、首長の席を狙う維新の侵略をひとつずつ潰しておこうと、微力を尽くした。

神戸市会の自民党の仲間に、「明日は我が身」と訴えて協力を求めたり、自民党県連副会長として、自民党支持を訴えて動いた。つまり、自民党の勝手で支持する形だった。

当確が出たのが、午後8時20分。すぐ記者会見が始まり、30分以上は続いたが、見事な会見で、「各政党の支持を受けなかったのは、市政に政党色をつけたくなかった、維新の人にも支持して欲しかったからです」と、堂々と言い放った。

維新については、「大阪の行政を西宮に押し付けず、大阪は大阪でやって下さい」とまで語っていた。新聞はなぜ、それを記事にしないのだろうか。どうもマスコミが、維新寄りのような気がするのは、私だけだろうか。

私は、石井市長と記念撮影をしながら、「立派な記者会見でした。石井市長が勝ったのは、四年間、市長が良い政治をしてこられたからです。これからも、さらに良い市長になって下さい」と、エールを送って握手したのだった。
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