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2022年 03月 08日 火曜日

神戸で日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の五部門の素晴らしい作品にふれられる、素晴らしい機会が得られた。大阪では… 一回で4~5万人が来館したと報告を受けたそれは、日本最大の総合美術展である「日本美術展覧会」、通称「日展」。

わざわざ文化スポーツ局の宮道副局長が、それを神戸の六甲アイランドで催しますと、イキイキとして報告に来て下さったのだ。私が喜ぶと思って来て下さったのが、実に嬉しかった。六甲アイランドの活性化は、私の願いだからだ。

これは、もともと大阪の予定だったのが、大阪の美術館の大改修工事が始まるために、令和5年から7年にかけて「日展・大阪展」の開催が困難となったので、宮道副局長が加藤久雄局長の命を受け、兵庫県内の日展関係者の協力のもと、誘致に苦労をしてくれた結果だ。その開催は、実に54年ぶりだという。

「日展・神戸展」の開催概要は、
開催時期 : 令和5年2月18日 土曜日 ~ 3月26日 日曜日の32日間
開催場所 : 神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館

宮道副局長は、「これで、近畿の人々に、六甲アイランドが阪神魚崎やJR住吉から便利な良い所だとPRができますし、この時期は、御影・魚崎の灘五郷のお酒の蔵開きの時期でもあり、灘の酒のPRにもつながります」と目を輝かせた。私は、そんな所が好きなのだ。

そう言えばと、私の同級生で親友だった、御影の生んだ書道家で、長きに渡って日展の審査員を勤めた廣津岱雲先生と、御尊父の廣津雲仙先生がご存命なら、さぞかし喜んでくださったのにと思い、ご尊顔が脳裏に浮かんだ。きっと先生方も、あの世から応援してくださったのだろう。久しぶりに生田神社にある彼の記念碑に足を運び、報告する事にした。