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2009年 09月 09日 水曜日

昨日に続いて朝10時から夕方5時まで、本会議と委員会で座りっぱなし。今日の本会議では共産党が頑張って
「垂水の公共工事で予定価格の半分以下で落札した業者が、以前も同じ事をしていて、下請けを泣かせている。こんな事で工事はできるのか」
と質した。対して市は「よく審査しており、工事は問題ない」と答えていた。

▲質問内容を聞き回る職員と

明日から、いよいよ各局審査に入る。各局は主に経理係長と職員が、自分の局に質疑する議員の所へ、質問の内容を聞いて回る。

本来、これはあまりいい事ではないが、当局の言い分は「議員に不親切な答弁をしたり、的外れの答弁をしてはいけないから」。

もっとも、議員側もその局に全く担当外の事を聞いてしまっては恥ずかしい。とっくに終了した事や、すでに書類に出ている事を質すと、勉強不足と思われてしまう。当局も「それは事業概要のP.23に出ています」とか「その件はすでに…」というようにうまく注意してくれるから、お互いに利用している面がある。

中には、一切予告しないで質問する議員もいるが、ほとんどの場合、話し合っている。ところが、答弁をする局長がベテランともなると、答弁を楽しんだり、右へ行ったり左に行ったり。中には質問の内容を繰り返して解析してみせたり、事業内容を繰り返し説明するなど、肝心な所へ行くまで時間をかけて、再質問の時間を無くしてしまう事もある。

そんな時は、こちらもベテランぶりを発揮して、具体的な質問を例題なしに質問する。例を出すと、その例にだけ答えてくるからだ。こちらもしっかりと勉強し調査をして数字をつかみ、「あなたの局の税金の使い方は、本当に市民の役に立っているのか」「あなたの局は市民の為に手抜きせず働いているか」「あなたの局は、権力を公平に市民の為に行使してくれたか」という具合に追い込んでいく。そのためにも、議員は確かな情報網を持ち、綿密正確な調査をしなくてはならない。


▲質問に磨きをかけるべく、調査
今日も自民党控室では、各議員が自分の質問に磨きを掛けようと、頑張っていた。良い仲間で、嬉しい。平野昌司団長も今回は質問に当たるそうだ。せめて団長くらいは常に重責を担っているのだから質問の任まで担うのはどうだろうか。ずいぶんときつかろうと思うのだが、団長も懸命に研究していた。本当に良い団長である。


▲質問内容に詳しい方々にお教えを乞う
私は、明日の環境局で45分間を与えられている。5つの質問をする予定になっているから、その方面に詳しい方々においで頂き、今夜は夜遅くまで勉強である。