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2022年 01月 21日 金曜日

地方都市として、インド関連では神戸がトップを走りたいと、強くそんな思いを抱いて時を過ごしたのは… 1月19日のこと。「印日友好のために」と題した7日のブログで、日印国交樹立70周年の記念にインドの著名なアーティスト二名の作品を神戸市立博物館で展示したいとの申し出を頂き、当局も前向きに検討して下さる事になったと書いた。

現地視察をかねて、在大阪・神戸インド総領事のニキレーシュ・ギリ氏が神戸市立博物館を同日午後二時に訪問され、国際部長や博物館長、文化スポーツ局の幹部と和やかに会議を持たれた。その帰路、議会に報告に立ち寄られ、私と日印友好神戸市会議員連盟の事務局長山下てんせい議員が対応した。

総領事は「お陰様で、展示できるようになり、本当に感謝しています。ただ、本年12月17日から年をはさんで3回程度では、勿体ない。本当にインドを代表するアーティストなので、是非是非、多くの日本の方に見て頂きたい。もう少し長くなれば、より友好の役に立つのですが」と訴えておられた。私も山下議員も同意して、当局にお願いをすると約束した。

同時に、東京のインド大使サンジェイ・クマール・ヴァルマ氏に一度会って、神戸と友好都市になったアーメダバード市について、例えばアーメダバード市とボンベイ市のインド初の高速鉄道を川崎重工業が担う事になっていたが、その後どうなっているのかとお訊ねいただきたい件。アーメダバード市のIT関連会社との人材交流や、農業交流について等、五件程の問題を提示して、大使との意見交換と、資料のご提供をお願いした。

ともあれ、ひとまずこれで、印日関係をより深める寅年の一歩が踏み出せた。ビジネスでは日本との交流の長い、グジャラート州の経済都市と、ボンベイを結ぶ新幹線。雪解けの海を渡った虎の気分で、その開通を、是非この目で見たいものだ。
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