27年前の阪神淡路大震災後、たくさんの地区で慰霊碑が建ったが、その後、1月17日5時46分に慰霊祭をされている地区は、減っている。
![写真 写真](http://www.yasui.net/hikolog/media/1/20220117-img_0672.jpg)
この慰霊祭は、住之江地区協議会が主催で、暫く途絶えていたのを、区長に就任された岩本徹区長が、そんな事ではいけないと復活したもの。41名の犠牲になられた地区の仲間に対する、敬意の表れでもあると思う。
隣の御婦人が、「いとこの頭が割れて、血まみれになって地区の人々が救い出して、住吉川病院に担ぎこんだが、その道中で亡くなられた」と、繰り返し繰り返し話して下さった。そして、「もう二度とこんな事が起こらないよう、願っています」と。その気持ちこそが、防災なのだと思った。有難いことだ。
こうして続けていること。それこそが、最大の防災意識の維持向上に通じるのだ。まさに、「継続は力なり」である。
![写真 写真](http://www.yasui.net/hikolog/media/1/20220117-img_0671.jpg)