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2022年 01月 10日 月曜日

竹田統理事長の勇気を讃えたいと思ったのは、一般財団法人 住吉学園の… 新年交歓会。十分な防疫対策が施され、各テーブルを仕切って、会食のための配慮を尽くした神戸ベイシェラトンホテルに、ワクチン二回接種済み・72時間以内PCR検査陰性といった条件をクリアした200人ほどが集ったのは、1月7日の午後6時半だ。

会は、竹田 統理事長のご挨拶で始まった、まず、住吉地区の高齢者のための催しである尚歯会が、本年でなんと110回を迎えるにあたり、記念大会にしたい事。次いで、待望の(仮称)東灘だんじり資料館が本年度から着手する事など、主要な案件が発表された。私は元より承知していたが、ここでの発表は正式発表と取られており、皆さん耳をそばだてていらっしゃった。

次いで、東灘区の植松賢治区長から、二月以後三回目の接種を行う事と、先のだんじり資料館への期待が述べられた。加えて、伸びのびになっている東灘区政70周年でのだんじりパレードについてのお願いで、ポイントを突いておられたた。

嬉しかったのは、前回はワインだったが、今回は「灘の酒」で乾杯してくださった事だ。杯を交わした、皆さんの笑顔… まるで、解き放されたように開放感を味わっておられ、歌でも出そうだった。

各テーブルをまわり、各地区のご苦労を聞きながら、私にはその場が、神が与えた一時の休息のように思えた。各地区からの宿題も頂けたのは、ありがたい事だ。

テーブルに戻ると、竹田理事長と植松区長の、「もう少し遅かったら、できなかったかも…」「そうですね。良く思い切ってやられましたね」「いやいや、悩みましたよ」という会話が耳に入った。オミクロン株による感染第6波が各地で広がる中、ぎりぎりの選択だったと拝察申し上げた。さすがは、「日本一住みやすいまちづくり」を目指し、地域の力、人と人との絆をと常日頃仰っておられる竹田理事長である。