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2022年 01月 07日 金曜日

国際的な件であり、私が真剣かつ慎重に取り組むことにしたのは… インド・ニューデリーの国立近代美術館所蔵のコレクションより、二人の画家の作品の展覧会を、神戸市の美術館で開催したいとの依頼を受けた件だ。

私が日印友好神戸市会議員連盟の会長を務めていることや、インドのアーメダバード市と神戸市との友好関係の提携を実現したこともあって、昨年の12月末に在大阪・神戸インド総領事館から、日印国交樹立70周年を記念して2022年9~12月の三ヵ月程度の時期でと、依頼されたのだ。

二人のアーティストとは、インドのみならず世界的に著名な彫刻家ウペンドラ・マハラティ氏と、現代インド芸術の先駆者で画家のノンドラル・ボース氏で、日本の横山大観や菱田春草と交流を持つなど、日本と深い関わりもあった。

Nandalal Bose 1967 stamp of India
ノンドラル・ボース氏は切手にもなった著名人
ノンドラル・ボース氏は、インド東洋美術協会の創設者アバニンドラナート・タゴールの流れをくみ、インド憲法の元の写本を美化・装飾するという歴史的な仕事も引き受け、インド政府文化局が、インド最高の九人のアーティストの一人としている。

今のところ、博物館・国際課・文化スポーツ局等、関係方面から前向きな御意見を頂いているので、実現出来るよう、議連の方々と支援を理事会等で機関決定をしたいと思う。

さらに、この行事をきっかけに、文化面を含めた応援体制を組むと共に、将来のインドと日本の友好のために、全国のインド議員連盟を束ねる全国の協議会を、神戸から発信したいと思っている。

まずは、政令市と都道府県の議員連盟に呼びかけるところから。今年の干支、壬と寅の意味は「雪解けの海を渡る虎」。壬寅らしく、国際的な仕事でも忙しくなりそうである。