今回の受賞者は、
- 住吉婦人会 髙村 貴世子 会長
- 御影北小学校防犯福祉コミュニティ 山形 敬直 会長
- 剣菱酒造株式会社 白樫 政孝 社長
- 東灘消防団住吉第一 本田秀美分団長
- 東灘消防署消防防災課消防 一法師 太一司令補
私も、東灘区市会議員の当番幹事として祝辞を述べた。
髙村さんは、住吉婦人会の活動を通じて、防災意志の高揚に努められた。
山形さんは、防災福祉コミュニティの他に、神戸市最大のラジオ体操を指導され、その中でも防災の連携を作って下さっている。
剣菱酒造株式会社の白樫政孝社長は、社員の安全を守るため、又、周辺への安全も考えられて、企業の模範になる体系を構築されている。
東灘消防団住吉第一分団の本田秀美分団長は、26年前の阪神淡路大震災の時に、ご活躍下さった。私は、「身近な消防員としてのあの時の御恩は、忘れていない」とスピーチした。
と、皆さんに触れてから、消防行政がいかに大切か、尊いものかを述べた。
東灘区では、当時28才だった速水力さんが、工場災害で殉職された。調べると、20~70代の消防署員の方々の多くが、犠牲になりながら我々の生命財産を守って下さっていた。今回のコロナ禍でも、市民が最も頼りにしたのは、消防だった。そうした意味で、我々は、消防行政を大切にしなければならない、と強調した。
それは、来賓として出席した東灘区市会議員の皆へのメッセージだった。消防局は、住吉川の放水大会でも、東灘区市議団に対して十分なご配慮を下さっている。たまたま、東灘区市議団は仲良く、同じ思いで、清流の賞の表彰式への人集めを婦人会だけに頼らず、議員団も頑張っており、うはらホールを満席にしたこともあったとご披露申し上げた。
唯一、今回の表彰式で、公務欠席の議員が4人いたのは残念だった。来年は、表彰者の方々と消防への敬意を表すべく、全員出席するよう日程の工夫をお願いしたのだが、式典の後で高嶋良平会長から、「消防も日程調整に苦労したが、こちら側の来賓の都合がつかずだったので、理解してほしい」との意見を頂いた。たしかに、そこは公務のためでもあり、理解せねばならないだろう。
いずれにせよ、東灘消防署が、区民との結びつきを本当にしっかりとして行けるように、これからも東灘区議員団として、応援していかなければならないと、そう思ったのだった。