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2021年 09月 02日 木曜日

なんとか成功させたいと思って同じ思いの他の議員に伝えると、本当に… やって欲しいと、皆が言っているのは、前にここで「勝手に未来へ飛んでいった…」と題して書いた、電話交換業務の件。

あれはたしか、8月27日だったか、市長室広報戦略部の多名部部長から、「安井議員が以前ブログに書かれ、私にも言っておられた、市役所と区役所の電話交換業務の不調について、今度私が担当することになりましたので、頑張って色々やってみようと思っています」と、弾んだ声の電話を頂いた。

私は、この問題は歴代の担当課長の、「そのうち交換手の方も慣れるし、議員も諦めて、言わなくなる」との思惑通りになったと思っている。実はその通りで、私も諦め、市民から市役所・区役所が遠い存在になるが、仕方がないと感じだしている。

ある議員が、繋がらないので区役所へ走って行ったし、私も、目的のところに繋いでもらうのに16分もかかることもあった。そうした都度、いくら歴代担当課長に訴えても「よく言っておきます」との回答が続いていた。たいした事ではないとの受け止めだったのかもしれないが、果たしてそうだろうか?

多名部部長は意欲に燃えていて、「通話内容を録音して、研修していく」と仰るが、私は、「どれだけ効果があるのか」と反論した。交換手の方が学習していないために、組織図にない部署と名前以外へは繋げない。港湾局をみなと総局と言ったら、「そんな部署はありません」。産業振興局と言っても「ありません」との返答。以前なら、例えば「今は経済観光局だと思います」とアドバイスを下さったり、課長の名前が違っていたら「その課は○○課長に代わっておりますが、どうされますか?」と答えて下さっていた。

今は、やっと繋がったと思うと「名前を聞いて下さい」と担当者が指示をされているのか、交換手の方に負担がかかる。なかには、内容を聞かれるところもある。とりあえずどんな内容でも、先ずは担当者に出て欲しい。

私は多名部部長に反論しながらも、彼が成果をあげられなくとも、やる気をみせて相談してくれたことや、うるさい議員から逃げずに立ち向かってくれることが嬉しかった。だから、皆で盛り上げていこうと、そう思っている。安心できる、血の通った交換業務になって欲しいから。