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2021年 08月 27日 金曜日

良い政策で、提案を頂いたK社長に感謝申し上げたいのは… 先月8月21日に記した、「二人の命の問題」の、コロナウィルス禍における妊産婦への配慮の件だ。

私は、妊産婦へのコロナワクチン接種に優先枠を設けるよう、また妊産婦がコロナに感染した場合、優先入院できるようにと市に働きかけるために、週明けの23日、月曜から頑張ると書いた。東灘区のK社長から政策提案を頂いたのが、8月20日、金曜日の15時だったので、週末にかかって活動できなかったからだ。

週明けを待って早速、市と交渉を始めた。産科医の神戸市全域の会長である北区の岡 憲史(のりふみ)先生にご相談申し上げると、「北区の五島 大亮市議とすでに相談している。この件の他にもたくさん問題があるので、ぜひ市の幹部と懇談したい」との事だった。

その時、この件で苦労し頑張って下さっている中央市民病院産婦人科部長の吉岡信也先生も同席して欲しいとのことで、五島市議と連携して、会派の安達和彦団長のもと、25日14時から会談を行った。その際、自民党市議団からも、正式な要望書を提出したし、岡会長からも、産婦人科医として詳しい要望書が提出された。

その中身を、市は十分汲み取った。すぐに市長に報告相談の上、26日16時から記者発表することになった。私は、前もってその内容は入手していたが、発表までここに記すのは控えていた。

かくて、すでに報じられているように、神戸市は妊婦とその夫・パートナーも優先接種枠に入れた。この件は、安達団長からの要望だった。またコロナ感染妊婦は市民病院など公的病院を主とする。こちらは、安井・五島両議員で要望した。

25日現在、8月に入ってのコロナ感染の妊婦は22人だったのが、回復して7人。ワクチンは、ファイザー製ワクチンでの集団接種会場では1日あたり6人を13会場で、モデルナ製ワクチンでの集団接種会場では、1日あたり10人を5会場で。加えて、専用電話「078-277-3323」が設置されたが、27日までは大変電話が混み合っていて、通じなかった。それだけ多くの妊婦の方々の不安があったわけで、27日になって、慌ててすぐに回線が増設された。

「これは、二人の命の問題なのです」との婦人科の医師の言葉は、今も私の耳に残っている。早く実現して、本当に良かった。

写真 会議のようす
25日14時からの会談の様子