それは、市内で事業を営まれている社長のKさんから、8月20日の午後、政策提案のお電話をいただいたのに、端を発する。
新聞各紙も、この件を大きく報じ、
対策を求めている。
だが、幹部は相談の結果、「今のところ、その必要は考えていない。理由として、ノエビアスタジアムはじめ、各所で希望者は接種ができる。さらに、かかりつけ医でもできる。もちろん、婦人科の先生にもワクチンが届いている」との返事だった。
しかし、K社長のフェイスブックを拝見して、会社に妊婦さんの社員さんがおられ、社員思いから出た政策提案だと、背景がよく理解できた。
そこで、現状を調べるために婦人科の先生に聞くと、今は悪い状況で、妊婦にもコロナ陽性者がたくさんおられ、その方々の対処に困っている。どこに入院してもらうか … 最悪、自宅待機となってしまうのが怖いとのことで、「そこで、やって頂きたい事は、妊娠届出書があればすぐ接種できるようにする事。妊婦のコロナ陽性者についは、基礎疾病があるのと同様、優先入院させる事の二つ」と仰り、言葉に力を込めて「これは、二人の命の問題なのです」と強調された。私は、電話口で大きくうなづいた。
K社長には、本当に良い提案を頂いたと、感謝している。