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2021年 08月 21日 土曜日

月曜日から微力をつくして取り組みたいと思っているのは… 妊産婦へのコロナウィルスワクチン接種にまつわる事。

それは、市内で事業を営まれている社長のKさんから、8月20日の午後、政策提案のお電話をいただいたのに、端を発する。

写真 柏市の件を報じる各紙
新聞各紙も、この件を大きく報じ、
対策を求めている。
千葉県柏市の感染妊婦が早産で新生児が死亡した事故に鑑み、神戸市はすぐに妊婦のコロナ接種優先枠を作るべきだと仰るのだ。私も、なるほどと思って市の幹部に電話で政策提案をした。

だが、幹部は相談の結果、「今のところ、その必要は考えていない。理由として、ノエビアスタジアムはじめ、各所で希望者は接種ができる。さらに、かかりつけ医でもできる。もちろん、婦人科の先生にもワクチンが届いている」との返事だった。

しかし、K社長のフェイスブックを拝見して、会社に妊婦さんの社員さんがおられ、社員思いから出た政策提案だと、背景がよく理解できた。

そこで、現状を調べるために婦人科の先生に聞くと、今は悪い状況で、妊婦にもコロナ陽性者がたくさんおられ、その方々の対処に困っている。どこに入院してもらうか … 最悪、自宅待機となってしまうのが怖いとのことで、「そこで、やって頂きたい事は、妊娠届出書があればすぐ接種できるようにする事。妊婦のコロナ陽性者についは、基礎疾病があるのと同様、優先入院させる事の二つ」と仰り、言葉に力を込めて「これは、二人の命の問題なのです」と強調された。私は、電話口で大きくうなづいた。

K社長には、本当に良い提案を頂いたと、感謝している。