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2021年 08月 17日 火曜日

天候不良で警報が出ていて、建設局東部建設事務所の奥野所長は、休暇を返上して出勤されていた。同じく消防署の方々も… 豪雨続きの天候に、休暇を返上され、たくさんの職員が出勤しておられたのだと、改めて思ったのは、阪神・広島戦を楽しくテレビ観戦していた夜。西投手が打たれ、長い休みにどんな生活をしていたのかと不満に思っていた、8月13日夜7時頃のことだ。

外から、何台もの消防車のサイレンと警鐘が鳴り続けるのが聞こえた。近所に違いないと思い、東灘消防署に問い合わせると、森南町一丁目のカーサセルバだとおっしゃる…

「え!? うちのマンションだ!!」

慌てて表に出てみると、消防車が10台近くは来ていただろう。消防士の方々が落ち着かれた7時半頃、様子など聞いてみると、二階の学習塾での出火。ボヤ程度で、けが人もなく、無事鎮火。素早く制圧して下さったようだ。

「ありがとう、ご苦労様」と申し上げて、住民同士で話したところ、電気系統の故障らしく、「お客様が『臭いが激しい』と知らせて下さったので、良かった」とのこと。でも、私たち同じマンションに住む住民への警報や知らせは無かったので、それで良しとされているのか、少々不安になった。例えば、同じ階の部屋での火災でも、同じなのだろうか。

…まぁ、無事だったから、良いか…と部屋に戻って阪神戦を見ると、西投手がその後少し持ち直していた。

コロナウィルス禍に、豪雨。悪条件下に厭わず人々を守っておられる方々に、思わず手を合わせた。本当に、災害も火災も、いつどこで起こるか分からない。注意しなければと、そう思うと、阪神戦のことなど小さく思えたのだった。
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