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2021年 06月 11日 金曜日

かつて、市長だった故 宮崎辰雄は、「須磨海岸を、フランスのニースのような海岸にしたい」と語った。その時は、JR線を北側にふって海岸線を延ばし、日本のリゾートのメッカにしたいと言うのだった。今回はまだそこまでいかないが… この構想は、ようやく踏み出された第一歩とはいえるだろう。

宮崎元市長の語った夢として私がこだわってきたそれは、6月1日に新たに発表された、注目されている須磨海浜水族園と海浜公園の構想、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備」の全体像の概要。かなりすごい構想で、楽しみだ。

総面積10haにも及ぶ構想は令和5年度末完成予定で、総工費約300億円。経済的には、3,390人の雇用を発生させる。1年で、公園全体では390万人、その内、水族館は200万人の来場が予定されている。

新たな神戸須磨海浜水族館(仮称)は、来館者数でも、トップの沖縄美ら海水族館、2位の大阪海遊館、3位の名古屋港水族館に次いで4位、世界でも10位に入る予定だという。特色はシャチのショーだが、瀬戸内海のいきものや生命に対する尊厳や自然環境にも配慮したものになる。

私が元気なうちに歩み出してくれたのが、本当にうれしい。第一歩でも、関西一になる。いずれ、東洋一になって欲しいと願っている。
構想図