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2021年 05月 10日 月曜日

皆さんに、見守るのではなく、守る知恵を本当に出していただけたら、と思うのは… ツバメのこと。

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住んでいる東灘区森南町1丁目、セルバのマンション一階西口にある住宅入口に、ツバメの巣が出来た。4月30日に撮った時には、5匹のひなが口を開けて、ツバメの夫婦が代わるがわるに運ぶえさを待っていたが、実に可愛い。5匹のひなが一斉に口を開けると、まるで合唱をしているようだ。

それで気がかりだったのが、カラスの襲撃。ツバメは人気の多い所に巣を作ってカラスから身を守ると聞いているが、人通りの途絶える夜間・早朝が心配になった。

いつも気になるものだから、できるだけ巣の下の歩道を行ったり来たりして守ってあげていたが、5月9日には3匹に減っていた。どうやら、2匹はカラスの餌食になってしまったらしい。

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通りがかる方も気づかれて、動画を撮られたりしているが、同じ気持ちだろうか。なんとかしたいと思うが、まさかガードマンを雇う訳にもいかないし、とにかく心配でたまらない。

「皆さん何かいい知恵を貸して下さい」とお願いしたくて、このブログ記事を書きあげたのが、夕方6時。見に行くと足立ボランティアが「あ! いた!!」と声を上げた。見ると、ちゃんと5匹いた。2匹は、巣の中にこもっていたらしい。落ち込んでいたけれど、これで元気が出た。良かった。道行く人々からも、良かったと歓声が上がった。

良いお知恵をご教授いただけたら、すぐにでも試して、雛を守りたいと思う。

なにしろ、ツバメは古くから益鳥として、あるいは商売繁盛の印だとも云い、人々が大切にしてきた鳥だし、神奈川や千葉では日本版レッドリスト指定さえされているほど、減少傾向にあるともいう。無事に雛が巣立つよう、毎日巣を見上げては祈っている。