味木徹夫ICCRCセンター長は挨拶で、海外患者を受け入れる窓口を設ける準備に入っていると仰せだった。まさに、25年前に我々が目指し、議員提案した「医療産業都市構想」が、その第一歩をやっと歩み始めたのだ。
医療産業都市の目標は、神戸に来て健康になって頂くとともに、川重や三菱の技術や町工場の力で、医療機器を考案・製作する町づくりだったのだが、その第一歩というべき「hinotori」が完成していた。遠隔操作で手術ができる医療機器で、人間の手と同じように、いや、もっと正確に施術できる部分もある。
私も各議員も、一人前のドクターのような顔をして試行したが、難しいもので、やはり訓練が必要だ。ドクターが訓練されたり、使用許可を取得に来られるらしい。
ところで、しばらくブログが書けなかったのは、私事ながら、妹がガンでかんばしくないとの報告を妹の娘から聞いて心が沈んでいたからだ。私がこのような仕事をしているせいで、妹と姪が両親の面倒を見てくれていたので申し訳なく、加えてコロナ禍で見舞にも行けず、悶々としていた。
そんな日々にあってのこの勉強会は、心に響いた。小さな第一歩だが、ポートアイランドでこの構想が広がっていくと、神戸空港も生きてくる。関係者に心から感謝しながら、感無量だった。早く、大きく育って欲しいとっている。
▲ 触ってみて、とても難しいのだと分かった