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2021年 03月 26日 金曜日

嘉納治五郎生誕の地に幾ばくかでも携わる者として嬉しい限りなのは… 区役所から「東部建設事務所より正式に(仮称)嘉納治五郎ロードという仮称名使用の許可が出ました」という知らせを頂いたからだ。

朝一番で東京の講道館に向かったのは、去る3月24日。神戸市東灘区御影本町1丁目の菊正宗酒造株式会社本社前北側の道路、東西約300mを「嘉納治五郎ロード(仮称)」とするに伴って、講道館としてのご意見をうかがうとともに、嘉納治五郎先生の「精力善用」「自他共栄」といったお言葉の使用許可などをいただくためだ。

講道館の館長 上村春樹先生もお会い下さったが、不幸にも、平成の三四郎と呼ばれた古賀稔彦さんの訃報で、ごった返しの真っ最中。申し訳なく思ったが、「嘉納治五郎先生ツアーを考えていただけに、一つの訪問地となるでしょう」と喜んで下さった。

日帰りで帰神すると、冒頭の知らせが。これで、日本で初めて、大袈裟に言えば世界で初めて、世界の柔道愛好家や子供たちが柔道への思いを注ぐ、その憧れの道ができる。区役所や建設事務所はもとより地元も、境港の水木しげるロードのように観光色を出すのか、あるいは京都の哲学の道のようにシックな道にするのかなど、今後検討することになる。

ある方は、道路を柔道の畳のようにしようとか、ベンチを置いて柔道着の形にしようといったアイデアを出されている。私は、メダリストの足形をつけようと言っているが、さぁて、どうしたものか。是非、皆さんのお知恵をいただきたい。
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