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2021年 03月 09日 火曜日

まぁ、今回は場所は伏せて広報し、当局と団体を讃えておこう。私は、学童保育所が嫌悪施設だとは思っていないのだが… というのは、ある地区の、とある団体の要望によってできる運びとなった、学童保育所にまつわること。

当局が地図を携え、報告に来て下さったので、私は喜んで、当局の苦労に感謝し、市民のために広報しようとした。そこで、正誤確認のために記事を見せると、当局は「地図も番地も、入れては困る。不動産業者から止められていて、話が潰れる事がある」と言う。

不思議で仕方がない。皆に知らせずに開設して問題になり、三年後に潰れた例もある。ある地区では、自治会長が「ここにして下さい」と指定して、反対運動が起こったら自治会長が「私が指定したのを隠して、当局が決めたことにしてくれ」と、梯子を外された事もある。結局、担当課長が泥を被り、反対者を説得して下さった。これは、場所を明らかにした例だ。

いずれにしても、反対する方にも権利があって、近隣で子供が多く出入りする事で生活形態に影響を受けるなら、いろいろ調整が必要になる。子育て世代にとっては、むしろ有り難い存在、必要な存在だ。だから、当局を含め皆で協力して、子供たちのためを考え、議論しながら進めるべきではないかと思っている。

そのためには、むしろ予定地は広く公表するべきだろうに、不動産業者の要望で伏せていて、良いのかなぁ? と思ってしまったのだ。当局が苦労して、1億円近い予算も用意していながら、安井の広報で潰れたとなると、私が悪者になってしまう。だが、業者に広報する・しないの決定権を持たせて良いのだろうか。

さらに不思議なことには、近隣の人々はとっくにご承知なのだ。隠蔽体質がよく話題になるが、隠蔽のつもりがなく、うっかり伏せてしまう事もあるらしいが、話し合って、十分な方策を講じてダメなら、押し切って進めてもいいと思っている。