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2021年 02月 22日 月曜日

この春季大会が終わる九月頃には、よかったよかったと明るく握手やハグできるように祈りつつ… 東灘区本庄グラウンドからの帰路についたのは、東灘少年野球交友会春季大会の組み合わせ抽選会が10時から行われた、週末の2月19日、土曜日。

この少年野球リーグ、東灘少年野球交友会10チームの顧問を仰せつかって、かれこれ40年以上になる。コロナ禍の中にあっても、ボランティアの監督やコーチといった指導者の方々は、黙々と子供たちを育んで下さっている。

挨拶の中で私は、「27年前の震災の時も、各チームの子供たちや指導者を失いながらも頑張って、組織を守って下さった。今また大きな危機になっているが、こうして、難しい中でも子供たちのためにボランティアを続けて下さっている。そんな仲間に感動した」と申し上げた。

さらに加えて、「医療チームの人々は、たおれそうになりながら頑張っておられる。今朝も、甲南病院の院長から折れそうだと電話を頂いた。『暗いニュースばかりの中、安井さんの声を聞いて元気になった』と仰って下さった」と述べ、「『市が甲南病院の北側に歩道をつけて下さり、患者さんと市民を守って欲しいとの院長のお願いが前進しそうだ』との私の伝言を聞いての事。それほどまでに苦しんでいる医療従事者を支援するためにも、一人一人が防疫対策を心掛けて欲しい」とお願いした。

難しい時だからこそ、子供たちの元気な活躍を見るのは、未来が感じられて一層清々しい気分になる。まだまだ風は冷たいが、コロナ禍であっても季節は巡ってくる。ほころんだ梅に、もう春はそこまで来ていると思ったのだった。
写真 抽選会の様子