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2021年 02月 05日 金曜日

淡路から神戸に、神戸市に骨を埋める覚悟でおいでになり、神戸ベイシェラトンに命を懸けてこられた三輪谷 光雄総支配人から… 「昨年7月に6ホテルの支配人で神戸市に陳情書を出し、お願いに行ったのですが、何の反応も無いので淋しい」とご相談をうけた。

よくよく聞けば実は大変な事で、神戸市にとって大切な6ホテルのどのホテルにも、撤退されては困る。かつて、神戸にある多くの総領事館が一斉に大阪に移転した悪夢が、脳裏をよぎった。あの時、総領事館はSOSを出していたが、当時の担当局長は私の忠告に耳をかさなかった。今回こそ、市は心を尽くすべきだと考え、信頼する市の幹部と相談し、市長に対しコロナによる苦しい状況と対策について直訴する事になり、節分の二月二日に会議を持つ運びとなった。

神戸市を代表する六つのホテル、ホテルオークラ神戸の石垣 聡社長、神戸ポートピアホテルの中内 仁社長、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズの、木下 学社長、ANAクラウンプラザホテル神戸のマーリック・ヴァン・ダイバンボーデ総支配人、オリエンタルホテルの宇野 彰洋総支配人、神戸メリケンパークオリエンタルホテルの松岡 正総支配人らと幹部が集まって、自由民主党神戸市会議員団の安達和彦団長と私が同席する中、市長と約一時間、実のある議論が成された。

加えて、コロナにおけるワクチン接種会場に提供するとの申し出が二つのホテルからあって、私も安達団長も、市長も心を打たれ、素晴らしいホテルが神戸に来て下さっていると確信した。

市長が「必ず、見違えるような神戸市にして見せます」と力強く語ってくださり、私は裏方をされた三輪谷総支配人と目を合わせて、にっこり!! 福は内で、先々を明るく感じる会議となった。かれこれ二十年来も信頼し合っている三輪谷総支配人との仲には多くの思い出もあるが、良い逸話がもっと積み重ねられたら、と願っている。

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