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2021年 02月 02日 火曜日

大切な事柄について、久しぶりに大阪のインド総領事館でシャム・バラスブラマニアン総領事と会議をもったのは、先週1月29日、金曜日のこと。 大切な事柄について、久しぶりに大阪のインド総領事館でシャム・バラスブラマニアン総領事と会議をもったのは、先週1月29日、金曜日のこと。

先ず、神戸市とインドのアーメダバード市の友好提携の今後についてだが…
1. 日本企業でIT企業を立ち上げたり、IT人材を求めるなど、インドのIT企業と連携を求める企業を支援するための、市の予算案を再計上する
2. アーメダバード市のあるグジャラート州の周辺大学の学生を対象として、神戸への留学や就職に関するプロモーションを計画する
3. アーメダバード市から、2~4週間ほどの期間で職員を招聘し、神戸への理解を深めてもらう
4. グジャラート大学と神戸大学との連携について
といった事を語り、互いに確認した。

次に、両市がここに来るまでの約7年もの間、何かと苦労があったが、神戸在住のインドの方々が色々助けて下さった。中でも、シャーさんとトラバリーさんは、我々とアーメダバードへ同行してまで、お助け下さった。その感謝の気持ちを伝えるため、感謝状を出したいのだがと、相談申し上げた。

総領事は、「二人だけに出すと他の者が文句を言うので、難しい」と仰る。我々日本人の感覚では良いようなものだが、インドの方は自意識の強い方が多く、自分が中心となるようだ。「日本人も難しいが、インド人も難しいですね」と言うと、頷いておられた。彼国の6億人を超える人口の中では、自己主張と強い自意識がなくては生き抜けないのかもしれない。
これについては総領事からある提案がなされたが、それは追って。私も山下てんせい議員も、この提案に同意した。

最後は、インド議員連盟の全国連盟を結成するための方向づけについてだった。会談は1時間ほどにも及び、互いに熱心に議論できた。どの件も欠かせないのではあるが、いずれにしてもコロナ禍が落ち着いた後になる。

インドは、文明のゆりかご、世界四大文明の一つを発祥させたり、あのガンジーを生んだり … 多様な面があって実に興味深い国だと、改めて感じいったのだった。
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