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2021年 01月 22日 金曜日

千年以上続く保久良山から見る東灘区は、いつも美しい。そんな、東灘区を一望できる保久良神社で… 五穀豊穣に感謝する祭、私も毎年参殿している恒例の大俵祭(だいひょうまつり)が、1月20日水曜日午後2時から行われた。

巫女さんが、釜に沸かした湯を笹枝を振って飛ばし、それを被って一年の間、無病息災家内安全、厄災からお守り頂く湯立神事も行われた。

中には、前列に立ってずぶ濡れの女性もおられるなど、皆、しぶきが来る度に喜んでそれを受けている。普通なら怒るのだろうが、気の持ちようでそれが喜びに変わり、楽しかった。

祭りは、良いものだ。宮司は祝詞の中で、「コロナが一日も早く根絶する様に」と、大神に何度も祈っておられた。

私も、大俵餅(だいひょうもち)をいただいて湯立神事の湯を被り、一年の無病息災家内安全を祈念できた。受け継がれた祭事を地域の人々が大事に続けておられるのを実感した、良い一日だった。

写真 湯立神事