芸術不毛の地と言われた神戸にふさわしい小さな政策だが、全国民が見ていて…
神戸を愛してくれるきっかけになると思ったのは、街角のピアノ。
私はBSの番組が好きで、5日土曜日の夜7時、NHKのBS1での「街角ピアノ」という番組を見ていた。ヨーロッパの駅にピアノが置いてあり、通りすがりの人が気軽にピアノを楽しむ。中にはプロ級の人もいれば、習いたてやひどい方もいるが、気にせずピアノを弾いているのが紹介されていた。インタビューを通して様々な人間模様も見えて、良い番組だと思った。
あんな街角のピアノが神戸にも欲しいと思っていたら、久元市長がピアノを置くように指示されたと聞いた。その後、テレビ番組で西神中央駅のピアノが紹介されていた。
保育士や公務員、金融関係の人等、5~6人の人が弾いておられ、見ていて嬉しかった。これは、音楽に関心を持つ市長の特色がでた、良い例だ。
かつて、彫刻が好きな宮崎市長が、彫刻を市役所内のみならず、市中の公園や市の施設にもたくさん置かれた。その後、笹山市長も矢田市長もそのような事がなかったので、寂しく思っていた。
スポーツでも、なんでも良い。これは決して、市長のわがままではないと思う。わがままなら、議会が黙っていない。時の市長の趣味を生かして神戸に特色が出れば、良いと思っている。