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2020年 11月 20日 金曜日

40年間ボーイスカウトに尽くされたお二人が… 感謝状もなく去って行かれるのに、心を痛めている。というのは、育成会長の私と団委員長で弓弦羽神社の澤田政泰宮司の二人連名の、ボーイスカウト神戸第47団廃団のお知らせ葉書が、私にも届いたから。

葉書
しみじみ読み返していて、申し訳なく、悲しい気持ちになった。國友純司 副団委員長と須藤幸子さんが差出人のその葉書には、画像のような文が綴られている。

このお二人は、御自分のご子息がボーイスカウトに参加されたのをきっかけに、頼まれてお世話して下さるようになられ、第47団の49年間の活動のうち、40年近くの歴史を刻んで下さった。

國友 副団委員長は元税務職員で、子供好き。一時は60人くらいになった第47団を、須藤幸子さんはじめ多才なリーダーの方々で運営され、子供たちを育てて下さった。

だが、今や団員はたった6名に。それを、お二人は自分の責任のように詫びられ、その度に心が痛む。私にも、責任がある。団委員長の澤田政泰宮司は、弓弦羽神社境内の敷地を第47団のスカウトハウスとして無料提供をしてこられる等、できるだけの事をしてボーイスカウトの育成に尽くしてこられた。

最後の残金のうち10万円を気持ちとして、「玉串料にして欲しい」との國友さんの申し出も、「気持ちは受けますが、ボーイスカウトに使ってあげて下さい」と辞退された。さて、どうすれば良いだろう。これで…このままで良いのだろうか…。

今はただただ、「ありがとうございました」とこうべを垂れている。弥栄。

写真
事務所で、澤田宮司と私