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2020年 09月 02日 水曜日

いよいよ自由民主党総裁選挙が、東京自民党本部での両院議員総会で9月14日に行われる。市議会員の票は国会議員の数からすれば格下で、その格差は大きいのだが… 国会議員票394票に対する、地方の都道府県連代表票141票の中に反映される。

今のところ、菅義偉氏(71歳)優位で運んでいる。私は、それでいいと思っている。

思い出せば、菅義偉氏が横浜の市会議員であった24年前の1996年のこと。私は、神戸市会議員を代表して、政令都市議員連盟に出ていた。今は20都市だが、当時、政令都市は10都市だった。

その頃は、市会議員から国会議員を育て、出馬させ当選させる事が、政令都市の意見を国に反映させるものであると熱く議論をしていた。その時のオピニオンリーダーは、横浜市議代表だった。横浜市自民党市議団は県議連に対抗する訳ではないが、市議団だけで議連を持ち、別の組織と会館と活動資金を持って活動していた。

その中から菅義偉氏が横浜市から衆議院に出馬するので、政令都市で応援して欲しいと我々に紹介され、政令都市で出来るだけの事をしようと、まず政令都市の自民党議員に声をかけ、横浜市の知人の名簿を作成した。資金集めにも協力し、神戸市議団は確か60万円を送ったように記憶している。

当選した後、横浜市会の長老に連れられて、神戸市議団に御礼に来られた。まさに政令都市議連の希望の星だった。彼は笑顔で、無口で謙虚だった。何度も会って握手を繰り返したが、もう忘れているだろう。なにせ39年前だ。それでも嬉しい。

嫌な事は、以前ブログに書いたような、維新への片寄り。これだけはいけない。パイプは良いが、自民本家を忘れてはならないと、ご注意を申し上げたい。

これは市会議員にとって本当に嬉しい事で、私は元々市会議員から国会議員になるべきだと主張し続けている。だから私は、若い議員の人々にそう勧めているし、いつか神戸市会議員から出馬されるのを願っているし、応援したいと思っている。

今回兵庫県では、一般自民党員の皆様の意見を尊重するべく、14日に間に合わせて兵庫県独自の予備選挙を行う。これも、良い。私の一票も、同じ一票だ。願わくば、菅義偉氏には、24年前をお忘れにならないで欲しい。