Skip to main content.

2020年 08月 31日 月曜日

岡田議員は、東京の激しい政争の中にあって多くを見ているから、愛をもって発言しているのだろうと思う。野党でも… 共産党の味口議員や松本議員、つなぐの浦上団長やあわはら議員等は、私のような老議員にも優しい方々なのだ。

というのも、8月26日の総務財政委員会で、公明党の吉田けんじ議員が発言中にも関わらず、維新の川口まさる議員が発言を遮るなどの妨害行為を行った件。これについての、岡田ゆうじ議員のFBでの「議会人として、というより社会人としてどうか」という苦言について、私は賛同する。

私たち議員は、私のような13期生も1期生も同格で、給料も同じ。それでも、長く議員生活をしてきた私には、違和感がある。思うに私は、先輩議員から多くを学んできた。年上の方に対し丁寧にお付き合いをする事によって、こじれたりする議題を市民の為にうまく解決できるし、党派を超えた人間関係も築けるので、大切なのだ。

これは、どの世界にもある事。維新の川口まさる議員は、如何なものだろう。もちろん多少のヤジや私語など、たまにはあるが、あまり、先輩議員を揶揄したり発言を妨害したりはしない。橋下徹氏がテレビで「もし菅さんが総理大臣になったら、維新の代表である松井氏との関係で大阪は大喜びでバンザイです」と何回も発言するのは、党派を超えた菅さんとの信頼関係が構築されているからだ。

小さな神戸市会でも同じ事で、党の団長同志は人間的に丁寧なお付き合いをしており、それが市民のための議会に役立っていると、そう思っている。私も若い議員の頃は、年上議員がバカに見えて揶揄したり激しく罵ったなどという事もあったが、気がつくと、裸の王様になっていたと悟った。

維新の橋下徹元大阪市長の関西広域連合の議会内での姿は、背筋を伸ばし凛々しくしておられた。いい手本だ。老人のたわ言だが、一度考えて下されば幸いである。