次は黄色にしてみようかと思っているのは…
ベランダガーデニングの、ハイビスカス。
先頃、コロナウィルス禍によるステイアットホームで、狭いマンションのテラスでガーデニングを始めて楽しんでいると書いた。これが大変気に入って、植物も三倍になり、今や水やりが大変だ。
私は、ハイビスカスの花に思い出がある。
三十年前、両親を連れてハワイへ旅した。母は、花がきれいなのを喜んだが、特にハイビスカスが気に入って、歳に似合わず髪に飾っていた。父も、それを見て喜んでいたのだが、それを思い出して、以来ハイビスカスは、私の幸せのシンボルとなっている。
日照が必要なので、我が家の椅子三つが犠牲になっている。ベランダのそれを、父母がいっしょに見ているような気になるから、不思議なものだ。そういえば、父も植物が好きで、良く庭で水やりしていたのを思い出した。
私にとっては、懐かしのメロディーならぬ、懐かしのハイビスカス。一本だったのがいまや、三本に増えた。パンデミックで市政も大変だが、毎朝五〜八輪の真っ赤な花が咲いて、日々元気を貰っている。